Yongzhou, Hunan-sheng(永州市, 湖南省産)のArisaema siniiです。葉は1枚で小葉は3枚、偽茎は発達せず、葉より低い位置(※おそらく性転換により花茎の比率が変わります)で花が咲きます。仏炎苞は大きく、オガタテンナンショウのような特徴を持ちます(本種は付属帯が棍棒状ですが)。分布は1000-2600m Guangxi, Guizhou, Hunan, Sichuan, Yunnan。石灰岩地帯の常緑樹林から針葉樹林の林縁の草地に自生するようです。以下は参考までに、標本です。いずれも雄株で、花茎が伸びて葉より高い位置で開花します。同様の特徴を持つ種として、オドリコテンナンショウなどが知られています。https://image.bgbm.org/images/internal/HerbarThumbs/B100279779_1700https://image.bgbm.org/images/internal/HerbarThumbs/B100279778_1700